2013年4月24日 第6回墓参訪朝説明会

1.主催者挨拶
北遺族連絡会 代表幹事 正木 貞雄
2.来賓挨拶
拉致被害者家族会
前代表 横田 滋 様
拉致被害者家族会
前事務局長 蓮池 透 様
一水会
代表 木村 三浩 様
3.北朝鮮の現状と取り巻く諸問題について
「高校無償化」からの朝鮮学校排除に
反対する全国連絡会
事務局長 長谷川 和男 様
4.事務局報告
北遺族連絡会
事務局長 太西 るみ子
墓参訪朝の度重なる延期を受け、4月24日、現状報告をメインとする説明会を開催いたしました。ご遺族20名、マスコミ9社を含む約60名が、悪天候の中、参議院議員会館に足を運んで下さいました。
連絡会事務局より
日本では、穏やかな日和りが日常を包み込んでいますが、お隣の北朝鮮では厳しい国際環境の中、人々は艱難辛苦の生活ではないかと思われます。私たちは、難しい国際政治を判断することは出来ませんが、一人の人間として、隣人として、すべての人々の幸せを祈らずにはいられません。
昨年、67年という時を経てご遺族の墓参訪朝を開始することが出来ました。これは、関係悪化が続く日本に対して、北朝鮮の勇気ある決断によるものと推察しています。国家の政策に「思惑」や「策略」が伴うことは当然ですが、墓参訪朝という友好的な事業に「けんか」の要素はなく、平和的な関係の構築を意図しているものと私たちは信じています。
私たち墓参団の訪朝は、人道的配慮によって実現されたものであり、何びとからも妨げられることがあってはなりません。ますます緊迫する日朝関係の中で、墓参事業は、平和構築のための重要な役割を果たす一条のルートであると自負しています。
このたびの墓参訪朝のための説明会では、墓参を希望されるご遺族が安心して訪朝できるよう、単に旅程や手続きなどの説明に留まらず、現在の北朝鮮を取り巻く国際情勢などについても専門家をお招きし、ご意見をお伺いする予定です。
是非、ご遺族ご本人のみならずご家族、ご親族の皆様にもご参加されることをお勧め致します。


